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[日语交流] 【阅读】遠野物語

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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-7-19 11:57 | 显示全部楼层 |阅读模式
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本次的阅读材料选取了同样是柳田国男所著的『远野物语』,此作以119个段落讲述了位于日本东北岩手县的远野地方的民俗传说,亦在日本民俗学研究中占有重要地位。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-19 11:58 | 显示全部楼层
遠野郷は今の陸中上閉伊郡の西の半分山々にて取囲まれたる平地なり。新町村にては遠野、土淵、附馬牛、松崎、青笹、上郷、小友、綾織、鱒澤、宮守、達曾部の一町十ヶ村に分つ。近代或は西閉伊郡とも称し、中古には又遠野保とも呼べり。今日郡役所の在る遠野町は即ち一郷の町場にして、南部家一万石の城下町なり。城を横田城とも云ふ。此地へ行くには花巻の停車場にて汽車を下り、北上川を渡り、其川の支流猿ヶ石川の渓を伝ひて、東の方へ入るとこ十三里。遠野の町に至る。山奥には珍らしき繁華の地なり。伝へ言ふ、遠野郷の地大昔はすべて一円の湖水なりしに、其水猿ヶ石川と為りて人界に流れ出てしより、自然に此の如き邑落をなせしなりと。されば谷川のこの猿ヶ石に落合ふもの甚だ多く、俗に七内八崎ありと称す。内は澤又は谷のことにて、奥州の地名には多くあり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-20 11:24 | 显示全部楼层
遠野の町は南北の川の落合に在り、以前は七七十里とで、七つの渓谷各七十里の奥より売買の貨物を聚め、其市の日は馬千匹、人千人の賑はしさなりき。四方の山々の中に最も秀でたるを早地峯と云ふ。北の方附馬牛の奥に在り。東の方には六角牛山立てり。石神と云ふ山は附馬牛と達曾部との間に在りて、その高さ前の二つよりも劣れり。大昔に女神あり、三人の娘を伴ひて此高原に来り、今の來内村の伊豆権現の社ある処に宿りし夜、今夜よき夢を見たらん娘によき山を與ふべしと母の神の語りて寝たりしに、夜深く天より霊華降りて姉の姫の胸の上に止りしを、末の姫眼覚めて窃に之を取り、我胸の上に載せたりしかば、終に最も美しき早地峰の山を得、姉たちは六角牛と石神とを得たり。若き三人の女神各三の山に住し今も之を領したまふ故に、遠野の女ども其妬を畏れて今も此山には遊ばずと云へり。
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发表于 2013-7-20 12:00 | 显示全部楼层
自己码的字么
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-20 12:08 | 显示全部楼层
takadanobaba 发表于 2013-7-20 12:00
自己码的字么

恩啊,因为同样是旧版书所以同样会有以前的一些书写方式
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发表于 2013-7-20 13:49 | 显示全部楼层
上学期打了个报告上去要求图书馆买点日本的中古文学期刊,《新潮》之类的,不知道9月份开学会不会批下来
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-21 11:45 | 显示全部楼层
山々の奥には山人住めり、栃内村和野の佐々木嘉兵衛と云ふ人は今も七十余にて生存せり。此翁若かりし頃猟をして山奥に入りしに、遥かなる岩の上に美しき女一人ありて、長き黒髪を梳りて居たり。顔の色極めて白し。不敵の男なれば直に銃を差し向けて打ち放せしに、弾に応じて倒れたり。其処に馳け付けて見れば、身のたけ高き女にて、解きたる黒髪は又そのたけよりも長かりき。後の験にせばやと思ひて其髪をいさゝか切り取り、之を綰ねて懐に入れ、やがて家路に向ひしに、道の程にて耐へ難く睡眠を催しければ、暫く物陰に立寄りてまどろみたり。其間夢と現との境のやうなる時に、是も丈の高き男一人近よりて懐中に手を差し入れ、かの綰ねたる黒髪を取り返し立去ると見れば忽ち睡は覚めたり。山男なるべしと云へり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-22 11:19 | 显示全部楼层
山口村の吉兵衛と云ふ家の主人、根子立と云ふ山に入り、笹を苅りて束と為し擔ぎて立上らんとする時、笹原の上を風の吹き渡るに心付きて見れば、奥の方なる林の中より若き女の穉児を負ひたるが笹原の上を歩みて此方へ来るなり。極めてあでやかなる女にて、これも長き黒髪を垂れたり。児を結ひ付けたる紐は藤の蔓にて、著たる衣類は世の常の縞物なれど、裾のあたりぼろぼろに破れたるを、色々の木の葉などを添へて綴りたり。足は地に著くとも覚えず。事も無げに此方に近より、男のすぐ前を通りて何方へか行き過ぎたり。此人は其折の怖ろしさより煩ひ始めて、久しく病みてありしが、近き頃亡せたり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-23 12:29 | 显示全部楼层
遠野郷より海岸の田ノ濱吉利吉里などへ越ゆるには、昔より笛吹峠と云ふ山路あり。山口村より六角牛の方へ入り路のりも近りしかど、近年此峠を越ゆる者、山中にて必ず山男山女に出逢ふより、誰も皆怖ろしがりて次第に往来も稀になりしかば、終に別の路を境木峠と云ふ方に開き、和山を馬次場として今は此方ばかりを越ゆるやうになれり。二里以上の迂路なり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-24 00:14 | 显示全部楼层
遠野郷にては豪農のことを今でも長者と云ふ。青笹村大字糠前の長者の娘、ふと物に取り隠されて年久しくなりしに、同じ村の何某と云ふ猟師、或日山に入りて一人の女に遭ふ。怖ろしくなりて之を撃たんとせしに、何をぢでは無いか、ぶつなと云ふ。驚きてよく見れば彼の長者がまな娘なり。何故にこんな処には居るぞと問へば、或物に取られて今は其妻となれり。子もあまた生みたれど、すべて夫が食ひ尽して一人此の如く在り。おのれは此地に一生涯を送ることなるべし。人にも言ふな。御身も危ふければ疾く帰れと云ふまゝに、其在所をも問ひ明らめずして遁げ還れりと云ふ。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-25 11:37 | 显示全部楼层
上郷村の民家の娘、栗を拾ひに山に入りたるまゝ帰り来らず。家の者は死したるならんと思ひ、女のしたる枕を形代として葬式を執行ひ、さて二三年を過ぎたり。然るに其村の者猟をして五葉山の腰のあたりに入りしに、大なる岩の蔽ひかゝりて岩窟のやうになれる所にて、図らず此女に逢ひたり。互に打驚き、如何にしてかゝる山には居るかと問へば、女の曰く、山に入りて恐ろしき人にさらはれ、こんな所に来たるなり。遁げて帰らんと思へど些の隙も無しとのことなり。其人は如何なる人かと問ふに、自分には並の人間と見ゆれど、たゞ丈極めて高く眼の色少し凄しと思はる。子共も幾人か生みたれど、我に似ざれば我子には非ずと云ひて食ふにや殺すにや、皆何れへか持去りてしまふ也と云ふ。まことに我々と同じ人間かと押し返して問へば、衣類なども世の常なれど、たゞ眼の色少しちがへり。一市間に一度か二度、同じやうなる人四五人集り来て、何事か話を為し、やがて何方へか出て行くなり。食物など外より持ち来るを見れば町へも出ることならん。かく言ふ中にも今にそこへ帰って来るかも知れずと云ふ故、猟師も怖ろしくなりて帰りたりと云へり。二十年ばかりも以前のことかと思はる。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-26 00:23 | 显示全部楼层
黄昏に女や子共の家の外に出て居る者はよく神隠しにあふことは他の国々と同じ。松崎村の寒戸と云ふ所の民家にて、若き娘梨の樹の下に草履を脱ぎ置きたるまゝ行方を知らずなり、三十年あまり過ぎたりしに、或日親類知音の人々其家に集りてありし処へ、極めて老いさらばひて其女帰り来れり。如何にして帰って来たかと問へば、人々に逢ひたかりし故帰りしなり。さらば又行かんとて、再び跡を留めず行き失せたり。其日は風の烈しく吹く日なりき。されば遠野郷の人は、今でも風の騒がしき日には、けふはサムトの婆が帰って来さうな日なりと云ふ。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-27 00:02 | 显示全部楼层
菊池弥之助と云ふ老人は若き頃駄賃を業とせり。笛の名人にて、夜通しに馬を追ひて行く時などは、よく笛を吹きながら行きたり。ある薄月夜に、あまたの仲間の者と共に濱へ越ゆる境木峠を行くとて、また笛を取出して吹きすさみつゝ、大谷地と云ふ所の上を過ぎたり。大谷地は深き谷にて白樺の林しげく、其下は葦など生じ湿りたる澤なり。此時谷の底より何者か高き声にて面白いぞーと呼はる者あり。一同悉く色を失ひ遁げ走りたりと云へり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-28 00:05 | 显示全部楼层
一〇
此男ある奥山に入り、茸を採るとて小屋を掛け宿りてありしに、深夜に遠き処にてきやーと云ふ女の叫声聞え胸を轟かしたることあり。里へ帰りて見れば、其同じ夜、時も同じ刻限に、自分の妹なる女その息子の為に殺されてありき。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-29 00:03 | 显示全部楼层
一一
此女と云ふは母一人子一人の家なりしに、嫁と姑との仲悪しくなり、嫁は屡親里へ行きて帰り来ざることあり。其日は嫁は家に在りて打臥して居りしに、昼の頃になり突然と倅の言ふには、ガガはとても生しては置かれぬ、今日はきっと殺すべしとて、大なる草刈鎌を取り出し、ごしごしと磨ぎ始めたり。その有様更に戯言とも見えざれば、母は様々に事を分けて詫びたれども少しも聴かず。嫁も起出でゝ泣きながら諫めたれど、露従ふ色も無く、やがては母が遁れ出でんとする様子あるを見て、前後の戸口を悉く鎖したり、便用に行きたしと言へば、おのれ自ら外より便器を持ち来りて此へせよと云ふ。夕方にもなりしかば母も終にあきらめて、大なる囲炉裏の側にうづくまり只泣きて居たり。倅はよくよく磨ぎたる大鎌を手にして近より来り、先づ左の肩口を目掛けて薙ぐやうにすれば、鎌の刃先炉の上の火棚に引掛かりてよく斬れず。其時に母は深山の奥にて弥之助が聞き付けしやうなる叫声を立てたり。二度目には右の肩より切り下げたるが、此にても猶死絶えずしてある所へ、里人等驚きて馳付け倅を取抑へ直に警察官を呼びて渡したり。警官がまだ棒を持ちてある時代のことなり。母親は男が捕へられ引き立てられて行くを見て、瀧のやうに血の流るゝ中より、おのれは恨も抱かずに死ぬるなれば、孫四郎は宥したまはれと言ふ。之を聞きて心を動かさぬ者は無かりき。孫四郎は途中にても其鎌を振上げて巡査を追ひ廻しなどせしが、狂人なりとて放免せられて家に帰り、今も生きて里に在り。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-7-30 17:00 | 显示全部楼层
一二
土淵村山口に新田乙蔵と云ふ老人あり。村の人は乙爺といふ。今は九十に近く病みて将に死んとす。年頃遠野郷の昔の話をよく知りて、誰かに話して聞かせ置きたしと口癖のやうに言へど、あまり臭ければ立ち寄りて聞かんとする人なし。処々の館の主の伝記、家々の盛衰、昔より此郷に行はれし歌の数々を始めとして、深山の伝説又は其奥に住める人々の物語など、此老人最もよく知れり。
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发表于 2013-7-31 00:02 | 显示全部楼层
一三
此老人は数十年の間山の中に独りにて住みし人なり。よき家柄なれど、若き頃財産を傾け失ひてより、世の中に思を絶ち、峠の上に小屋を掛け、甘酒を往来の人に売りて活計とす。駄賃の徒は此翁を父親のやうに思ひて親しみたり、少しく収入の余りられば、町に下り来て酒を飲む。赤毛布にて作りたる半纏を著て、赤き頭巾を被り、酔へは町の中を躍りて帰るに巡査もとがめず。愈老衰して後、旧里に帰りあはれなる暮しを為せり。子供はすべて北海道へ行き、翁唯一人也。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-1 00:02 | 显示全部楼层
一四
部落には必ず一戸の旧家ありて、オクナイサマと云ふ神を祀る、其家をば大同と云ふ。此神の像は桑の木を削りて顔を描き、四角なる布の真中に穴を明け、之を上より通して衣裳とす。正月の十五日には小字中の人々この家に集り来りて之を祭る。又オシラサマと云ふ神あり。此神の像も亦同じやうにして造り設け、これも正月の十五日に里人集りて之を祭る。其式には白粉を神像の顔に塗ることあり。大同の家には必ず畳一帖の室あり。此部屋にて夜寝る者はいつも不思議に遭ふ。枕を反すなどは常のことなり。或は誰かに抱起され、又は室より突き出さるゝこともあり、凡そ静かに眠ることを許さぬなり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-2 00:01 | 显示全部楼层
一五
オクナイサマを祭れば幸多し土淵村大字柏崎の長者阿部氏、村にては田圃の家と云ふ。此家にて或年田植の人手足らず、明日は空も怪しきに、僅ばかりの田を植ゑ残すことかなどつぶやきてありしに、ふと何方よりとも無く丈低き小僧一人来りて、おのれも手伝ひ申さんと言ふに任せて働かせて置きしに、午飯時に飯を食はせんとて尋ねたれど見えず。やがて再び帰り来て終日、代を掻きよく働きて呉れしかば、其日に植ゑはてたり。どこの人かは知らぬが、晩には来て物を食ひたまへと誘ひしが、日暮れて又其影見えず。家に帰りて見れば、縁側に小さき泥の足跡あまたありて、段々に坐敷に入り、オクナイサマの神棚の所に止りてありしかば、さてはと思ひて其扉を開き見れば、神像の腰より下は田の泥にまみれていませし由。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-3 18:02 | 显示全部楼层
一六
コンセサマを祭れる家も少なからず。此神の神体はオコマサマとよく似たり。オコマサマの社は里に多くあり。石又は木にて男の物を作りて捧ぐる也。今は追々とその事は少なくなれり。
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御所:能活着回来,再次与君相遇,真是太好了。

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