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楼主: 後藤茶檎

[日语交流] 【阅读】遠野物語

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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-3 18:02 | 显示全部楼层
一六
コンセサマを祭れる家も少なからず。此神の神体はオコマサマとよく似たり。オコマサマの社は里に多くあり。石又は木にて男の物を作りて捧ぐる也。今は追々とその事は少なくなれり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-4 00:01 | 显示全部楼层
一七
旧家にはザシキワラシと云ふ神の住みたまふ家少なからず。此神は多くは十二三ばかりの童児なり。折々人に姿を見することあり。土淵村大字飯豊の今淵勘十郎と云ふ人の家にては、近き頃高等女学校に居る娘の休暇にて帰りてありしが、或日廊下にてはたとザシキワラシに行き逢ひ大に驚きしことあり。これは正しく男の児なりき。同じ村山口なる佐々木氏にては、母人ひとり縫物して居りしに、次の間にて紙のがさがさと云ふ音あり。此室は家の主人の部屋にて、其時は東京に行き不在の折なれば、恠しと思ひて板戸を開き見るに何の影も無し。暫時の間坐りて居ればやがて又頻に鼻を鳴す音あり。さては坐敷ワラシなりかりと思へり。此家にも坐敷ワラシ住めりと云ふこと、久しき以前よりの沙汰なりき。此神の宿りたまふ家は富貴自在なりと云ふことなり。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-5 00:01 | 显示全部楼层
一八
ザシキワラシ又女の児なることあり。同じ山口なる旧家にて山口孫左衛門と云ふ家には、童女の神二人いませりと云ふことを久しく言伝へたりしが、或年同じ村の何某と云ふ男、町より帰るとて留場の橋のほとりにて見馴れざる二人のよき娘に逢へり。物思はしき様子にて此方へ来る。お前たちはどこから来たと問へば、おら山口の孫左衛門が処から来たと答ふ。此から何処へ行くのかと聞けば、それの村の何某が家にと答ふ。その何某は稍離れたる村にて今も立派に暮せる豪農なり。さては孫左衛門が世も末だなと思ひしが、それより久しからずして、此家の主従二十幾人、茸の毒に中りて一日のうちに死に絶え、七歳の女の子一人を残せしが、其女も亦年老いて子無く、近き頃病みて失せたり。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-6 00:01 | 显示全部楼层
一九
孫左衛門が家にては、或日梨の木のめぐりに見馴れぬ茸のあまた生えたるを、食はんか食ふまじきかと男共の評議してあるを聞きて、最後の代の孫左衛門、食はぬがよしと制したれども、下男の一人が云ふには、如何なる茸にても水桶の中に入れて苧殻を以てよくかき廻して後食へば決して中ることなしとて、一同此言に従ひ家内悉く之を食たり、七歳の女の児は其日外に出でゝ遊びに気を取られ、昼飯を食ひに帰ることを忘れし為に助かり。不意の主人の死去にて人々の動転してある間に、遠き近き親類の人々、或は生前に貸ありと云ひ、或は約束ありと称して、家の貨財は味噌の類までも取去りしかば、此村草分の長者なりしかども、一朝にして跡方も無くなりたり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-7 00:01 | 显示全部楼层
二〇
此凶変の前には色々の前兆ありき。男ども苅置きたる秣を出すとて三ッ歯の鍬にて掻きまはせしに、大なる蛇を見出したり。これも殺すなと主人が制せしをも聴かずして打殺したりしに、其跡より秣の下にいくらとも無き蛇ありて、うごめき出でたるを、男ども面白半分に悉く之を殺したり。さて取捨つべき所も無ければ、屋敷の外に穴を掘りて之を埋め蛇塚を作る。その蛇は簣に何荷とも無くありたりといへり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-8 00:01 | 显示全部楼层
二一
右の孫左衛門は村には珍しき学者にて、常に京都より和漢の書を取寄せて読み耽りたり。少し変人と云ふ方なりき。狐と親しくなりて家を富ます術を得んと思ひ立ち、先づ庭の中に稲荷の祠を建て、自身京に上りて正一位の神階を請けて帰り、それよりは日々一枚の油揚を缺かすことなく、手づから社頭に供へて拝を為せしに、後には狐馴れて近づけども遁げず。手を延ばして其首を抑へなどしたりと云ふ。村に在りし薬師の堂守は、我が佛様は何物をも供へざれども、孫左衛門の神様よりは御利益ありと、度々笑ひごとにしたりと也。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-9 00:02 | 显示全部楼层
二二
佐々木氏の曾祖母年よりて死去せし時、棺に取納め親族の者集り来て其夜は一同座敷にて寝たり。死者の娘にて乱心の為離縁せられたる婦人も亦其中に在りき。喪の間は火の気を絶やすことを忌むが所の風なれば、祖母と母との二人のみは、大なる囲炉裏の両側に座り、母人は旁に炭籠を置き、折々炭を継ぎてありしに、ふと裏口の方より足音して来る者あるを見れば、亡くなりし老女なり。平生腰かゞみて衣物の裾の引ずるを、三角に取上げて前に縫附けてありしが、まざまざとその通りにて、縞目にも見覚えあり。あなやと思ふ間も無く、二人の女の座れる炉の脇を通り行くとて、裾にて炭取にさはりしに、丸き炭取なればくるくるとまはりたり。母人は気丈の人なれば振り返りあとを見送りたれば、親類の人々の打臥したる座敷の方へ近より行くと思ふ程に、かの狂女のけたゝましき声にて、おばあさんが来たと叫びたり。其余の人々は此声に睡を覚し只打驚くばかりなりしと云へり。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-10 00:01 | 显示全部楼层
二三
同じ人の二七日の対夜に、知音の者集りて、夜更くるまで念佛を唱へ立帰らんとする時、門口の石に腰掛けてあちらを向ける老女あり。其うしろ付正しく亡くなりし人の通りなりき。此は数多の人見たる故に誰も疑はず。如何なる執着のありしにや、終に知る人はなかりし也。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-11 00:02 | 显示全部楼层
二四
村々の旧家を大同と云ふは、大同元年に甲斐国より移り来たる家なればかく云ふとのことなり。大同は田村将軍征討の時代なり。甲斐は南部家の本国なり。二つの伝説を混じたるには非ざるか。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-12 00:01 | 显示全部楼层
二五
大同の祖先たちが始めて此地方に到着せしは、恰も歳の暮にて、春のいそぎの門松を、まだ片方はえ立てぬうちに早元日になりたればとて、今も此家々にては吉例として門松の片方を地に伏せたるまゝにて、標縄を引き渡すとのことなり。
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居城:二条御所
足利家 武士
发表于 2013-8-13 02:37 | 显示全部楼层
好久没进这个版了,过来看看茶殿。ご無沙汰ね

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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-13 21:07 | 显示全部楼层
二六
柏崎の田圃のうちと称する阿部氏は殊に聞えたる旧家なり。此家の先代に彫刻に巧なる人ありて、遠野一郷の神佛の像には此人の作りたる者多し。
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居城:駿府城
今川家 笔头家老
发表于 2013-8-14 23:23 | 显示全部楼层
二七
早地峯より出てゝ東北の方宮古の海に流れ入る川を閉伊川と云ふ。其流域は即ち下閉伊郡なり。遠野の町の中に今は池の端と云ふ家の先代の主人、宮古へ行きての帰るさ、此川の原台の淵と云ふあたりを通りしに、若き女ありて一封の手紙を托す。遠野の町の後なる物見山の中腹にある沼に行きて、手を叩けば宛名の人出で来るべしとなり。此人請け合ひはしたれども路々心に掛りてとつおいつせしに、一人の六部に行き逢へり。此手紙を開きよみて曰く、此を持ち行かば汝の身に大なる災あるべし、書き換へて取らすべしとて更に別の手紙を與へたり。これを持ちて沼に行き教の如く手を叩きしに、果して若き女出でゝ手紙を受け取り、其禮なりとて極めて小さき石臼を呉れたり。米を一粒入れて回せば下より黄金出づ。此宝物の力にてその家稍富有になりにし、妻なる者慾深くして、一度に澤山の米をつかみ入れしかば、石臼は頻に自ら回りて、終には朝毎に主人が此石臼に供へたりし水の、小さき窪みの中に溜りてありし中へ滑り入りて見えずなりたり。その水溜りは後に小さき池になりて、今も家の旁に在り。家の名を池の端と云ふも其為なりと云ふ。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-16 23:19 | 显示全部楼层
二八
始めて早地峯山路をつけたるは、附馬牛村の何某と云ふ猟師にて、時は遠野の南部家入部の後のことなり。其頃までは土地の者一人として此山には入りたる者無かりし也。この猟師半分ばかり道を開きて、山の半腹に假小屋を作りて居りし頃、或日炉の上に餅を並べ焼きながら食ひ居りしに、小屋の外を通る者ありて頻に中を窺ふさまなり。よく見れば大なる坊主也。やがて小屋の中に入り来り、さも珍しげに餅の焼くるを見てありしが、終にこらへ兼ねて手をさし延べて取りて食ふ。猟師も恐ろしければ自らも亦取りて與へしに、嬉しげになはほ食ひたり。餅皆になりたれば帰りぬ。次の日も又来るならんと思ひ、餅によく似たる白き石を二つ三つ、餅にまじへて炉の上に載せ置きしに、焼けて火のやうになれり。案の如くその坊主けふも来て、餅を取りて食ふこと昨日の如し。餅儘きて後其白石をも同じやうに口に入れたりしが、大に驚きて小屋を飛び出し姿見えずなれり。後に谷底にて此坊主の死してあるを見たりと云へり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-17 22:53 | 显示全部楼层
二九
鶏頭山は早地峯の前面に立てる峻峯なり。麓の里にては又前薬師とも云ふ。天狗住めりとて、早地峯に登る者も決して此山は掛けず。山口のハネトと云ふ家の主人、佐々木氏の祖父と竹馬の友なり。極めて無法者にて、鉞にて草を刈り鎌にて土を掘るなど、若き時は乱暴の振舞のみ多かりし人なり、或時人と賭をして一人にて前薬師に登りたり、帰りての物語に曰く、頂上に大なる岩あり、其岩の上に大男三人居たり。前にあまたの金銀をひろげたり。此男の近よるを見て、気色ばみて振り返る、その眼の光極めて恐ろし。早地峯に登りたるが途に迷ひて来たるなりと言へば、然らば送りて遣るべしとて先に立ち、麓近き処まで来り、眼を塞げと言ふまゝに、暫時そこに立ちて居る間に、忽ち異人は見えずなりたりと云ふ。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-21 17:24 | 显示全部楼层
三〇
小国村の何某と云ふ男、或日早地峯に竹を伐りに行きしに、地竹の夥しく茂りたる中に、大なる男一人寝て居たるを見たり。地竹にて編みたる三尺ばかりの草履を脱ぎてあり。仰に臥して大なる鼾をかきてありき。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-22 12:34 | 显示全部楼层
三一
遠野郷の民家の子女にして、異人にさらはれて行く者年々多くあり。特に女に多しとなり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-23 18:24 | 显示全部楼层
三二
千晩ヶ嶽は山中に沼あり。此谷は物すごく腥き臭のする所にて、此山に入り帰りたる者はまことに少し。昔何の隼人と云ふ猟師あり、其子孫今もあり。白き鹿を見て之を追ひ此谷に千晩にもりたれば山の名とす。其白鹿撃たれて遁げ、次の山まで行きて片肢折れたり。其山を今片羽山と云ふ。さて又前なる山へ来て終に死したり。其地を死助と云ふ。死助権現とて祀れるはこの白鹿なりと云ふ。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-25 11:37 | 显示全部楼层
三三
白望の山に行きて泊れば、深夜にあたりの薄明るくなることあり。秋の頃茸を採りに行き山中に宿する者、よく此事に逢ふ。又谷のあなたにて大木を伐り倒す音、歌の声など聞ゆることあり。此山の大さは測るべからず。五月に萱を刈りに行くとき、遠く望めば桐の花の咲き満ちたる山あり。恰も紫の雲のたなびけるが如し、されども終に其あたりに近づくこと能はず。曽て茸を採りに入りし者あり、白望の山奥にて金の樋と金の杓とを見たり。持ち帰らんとするに極めて重く、鎌にて片端を削り取らんとしたれどそれもかなはず。又来んと思ひて樹の皮を白くし栞としたりしが、次の日人々と共に行きて之を求めたれど、終に其木のありかをも見出し得ずしてやみたり。
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今川家 笔头家老
发表于 2013-8-26 21:37 | 显示全部楼层
三四
白望の山続きに離森と云ふ所あり。その小字に長者屋敷と云ふは、全く無人の境なり。茲に行きて炭を焼く者ありき。或夜その小屋の垂菰をかゝげて、内を覗ふ者を見たり。髪を長く二つに分けて垂れたる女なり。此あたりにても深夜に女の叫声を聞くことは珍しからず。
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